•  マッキー

9. 釣りの楽しみの一つ、石。

 釣りを楽しむと言えば,当然、魚を釣ると言うことになります。

 でもですよ,魚だって小さな脳みそもあるし自然の中で生きてるわけだから,そう簡単には釣られませんよ。そうかとおもうと,どうやっても,どうしても釣れちゃうときもある,自然の条件が魚にとっていい日なんでしょうね。ですから,この条件を多少とも分かっているとつれる確率は高くなるんです。魚の機嫌がいいわけですからね。

 とか何とか言ったつて、なかなか思うようには釣れませんがね。となると,この川には魚がいねえなんて,にくたれ口のひとつも言いたくなる,どの川にも、魚はいっぱいいるし尺オーバーだって何本もいるのに。ま,それで済むならいいんですが…。

 究極である、魚を釣ると言う中にはいろんな楽しい要素が入っているから、それを十分に楽しむ人が,釣りが上手いということになるんですよ。

 いつ何処にいくと計画が決まったときから釣りが始まるんです。フライだのロッドだの、釣行前の打ち合わせ,キャンプでの酒もよし話も弾む、ライズがどうした、ばれたの切られたの,大きいの小さいの、いやいや,これはもう釣りの楽しみでしょう。さらには,道具に凝る人集める人,魚を描く人、育てる人、食べる人、釣行のすべて(風呂から飯屋トイレまで)を事細かにメモする人,釣り上げた200尾の鯉を写真で記録する人(これおもしろそう)、などなどいろいろな釣り人がいます。

 私の場合、石を拾ったり,魚の形や奇怪な形の流木を拾ったり,水や石の写真を撮ったり、単眼鏡で鳥や木を見たり、ま,魚を釣る事にはとても比べられませんがそれなりに楽しむわけです。そんななかでも石はかならず拾うことに決めてます。

 そもそもは大昔、伊豆の海で水深7~8mの底で見つけた象形文字風の鹿が見事に彫られている生痕化石の泥岩から始まったんです。二つめは,銀山湖での第1回フイッシュオッチングのときで、北ノ岐川で秋月岩魚さんが見つけた、ほぼ真ん丸な花崗岩でした。その後、釣れないからなのでしょう、あまりにも増え過ぎたので思いで深いのを残して捨てました。それらは、イエローストンの黄色い石,コロラド州サウスプラットの赤い石,佐藤盛男さんが拾った通称、天の岩戸の雪景色、僕の誕生日に広井さんが幌別川で拾ってくれたハート型の砂岩、象、達磨大師、餓鬼、などに見立てた石もあります。どうってことはないんですが私の釣りの楽しみのひとつになってます。

10月20日から23日まで石ころを拾いに行くため店を休みます。 

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