- マッキー
24.Kurihara KM rod 7’ #4 栗原さんとマッキーズがコラボレートして作りました
去年のシーズン前、two hand rod についていろいろ聞きたく栗原さんのスタジオにお邪魔した。
彼は two hand rod を数多く作っている唯一のビルダーだから最適です。そのとき数ある、試作品の2ピースブランクを見たのがこの竿の始まりだった。そのなかの一本、軽く投げてみてぼくが思っているロッドに近い感覚だった。
ビールを酌み交わしながら two hand そっちのけでこの、7’ #4 の竿について話あった。今僕はバンブーロッドを作っていないが栗原さんとコラボレートしてスタンダードな日本のんバンブーロッドを作りたい思いが強くあった。
シャフトを7’ #3 のデータでティップ部を気持ち太く、バット部も張りを保たせる
細かいでティールは栗原さんにまかしてバンブーなのにキチっとしまったロッドにしたい。
そしてこの8月、2回のやりとりで微調整された最後のサンプルが送られてきた
Leonard に近い気持ちよくスムースな投げ易いロッドの出来上がりである。何しろ、きっちりと作らないと気のすまない人である。仕上がりはパーフェクトだ。仕上げもドブ漬けのもたついたものではなく硬化するとかなり高度が出て含浸性のあるボートビルディング用のエポキシの3回拭きでシャープでメンテナンスフリーなものにする。(結果として竿に張りが出たという)これは元家具デザイナーとしての実績でしょう。リールシートもアルミの C&R 、ニッケルに比べ落ち着いている、グリップはシガーほぼ打ち合わせ通りだ。ひとつだけ意見が合わないことがあった。価格についてだ。一本仕上げる迄の神経を考えると8万円以下は考えられないという。ぼくも作っていたから判るのだが買い易い価格6万円前後を考えていた。日本のスタンダードとする為にも多くの人に使ってもらうのが一番!
価値あるロッドにする為にも。